日本では1000万頭近いネコが飼われていますが、実はその多くが腎臓病で亡くなっています。 宮﨑先生は、血液中に存在するAIMという遺伝子を20年前に発見して以来、 このタンパク質の研究に打ち込んできました。その過程でAIMが腎臓の働きを改善することがわかり、 ネコの寿命を大きく伸ばす可能性のある薬の開発に取り組んでいます。
1986年に東京大学医学部を卒業した宮﨑先生は、東京都小平市の病院で働いていた研修医時代、ふと手にした専門誌で、当時日本で初めて遺伝子組み替えマウスを作った熊本大学の山村研一先生のことを知り、「とにかくこの先生のところに勉強しに行くしかない」と思い立ちます。その後免疫学の研究をさらに深めるためフランスとスイスに留学しました。スイスでは、名門バーゼル免疫学研究所で新しい遺伝子を発見。白血球の一種であるマクロファージを死ににくくする働きがあることを試験管で確認し、apoptosis inhibitor of macrophageの頭文字を取って自らAIMと名付けました。
たまたますれ違った教授の話がヒントに
(略)
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00002.html
続く)
■AIMは問題の箇所を知らせる「札」
(略)
■将来的にはAIMを人間の治療にも
宮﨑先生は、自身もネコが好きですが、何よりオーナーたちから寄せられる熱い期待に応えたいと話します。また、研修医時代に不治の病で亡くした大事な友人も大のネコ好きだったと振り返ります。
「その人のことがネコを救わないといけなくなった因縁の一つかなと思っています。まさかネコに関わるようになるとは思いもしなかったので。ただ、現実に治らない病気で亡くなる人を多く経験しているので、最終的にAIMをヒトの治療に持っていきたいという強い思いがありますね。それが今の研究を支えている最大のモチベーションです」。
続きはソースで
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00002.html
タモリと山中教授が腎臓の仕組みを説明してた
おもしろかった
臓器不全が腎臓によって行われるとは知らなかった
ろくに治験はしてないってことやね
ただなぜネコにその特徴が存在するのか触れてないのが気になる
これからの時代は金持ちになりたかったら研究者にならんとアカンね
つか金稼げるようにしないと研究が続かないし…
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Source: 〓 ねこメモ 〓
【朗報】 腎臓の働きを改善する遺伝子「AIM」でネコの寿命が2倍に!? 東京大学